フリーペーパー|クーポンについて

フリーペーパー

フリーペーパーとは…新聞の形式を取りながら、購読料を取らず広告収入を運営の柱として無料で発行される媒体のことである。

厳密には、ある特定の家庭又はある特定の地域の家庭や職場に、無料で届けられる新聞タイプの媒体で、主に女性や家庭を対象に地域に密着した生活周りの情報誌を中心に構成されたタブロイド版又はブランケット版の定期発行の情報誌のこと。

収入源は主に広告、アドバトリアル(記事体広告)で、一部を事業収入に負っているところもある。

また、配布方法は主に独自の配布組織による戸別配布、一般誌や地方紙などへの折り込み配布が普通であるが、対象読者により、企業や学校などへの組織配布、ホテル・駅・店頭配置のものなどがある。

週刊、隔週刊、月刊が多いが、中には日刊、隔月刊、季刊というのもある。

日本では、フリーペーパーであるサンケイリビング新聞が、本格的クーポン券として「リビング・クーポン」システムを開発した。

1981年3月から、紙面展開。しかし、このクーポンは、フリーペーパーの最も魅力的な機能であるにもかかわらず、他紙にあまり浸透しなかった。

なぜなら、日本新聞協会が「クーポン広告は、新聞の不公正な拡売競争を招く」として新聞でのクーポン広告を禁止してきたことが一因であるといわれているからだ。

購読料を取らないフリーペーパーは、新聞の枠外にあることから、クーポン広告が許されていたが、フリーペーパーに携わる人たち自身が、フリーペーパーの存在を認識できず(運営上においても)フリーペーパーを新聞だと考えていたことにも問題があった。

しかし、1990年10月1日をもって、新聞クーポン広告が解禁となって以来、各新聞がクーポン広告を実施し始めたことから、いよいよフリーペーパー各社が本格的な稼動を始めた。

また、一般の新聞広告などでも、割引券の清算業務を行う、クリアリング・システム(消費者の利用済みクーポンを小売店が回収すること)が全国規模で整備されていないことから、新聞社が地元の企業と提携して展開しているのが現状である。

しかし本来、これこそが、地域に密着したフリーペーパーならではのサービスでもあるわけで、今後はフリーペーパーが新聞社を巻き込んで、新たなサービス競争へと発展することも予想される。

近年は、クーポン広告ばかりを集めたクーポン帳のようなものが、続々と登場して、その中身もクーポンと他の手法(インターネットと接続するなど)がミックスされたものにとバリエーションを広げて展開されている。